きんのまなざし ぎんのささやき
牙 狼(冴 島 鋼 牙 Ver.)の世界を、気ままに妄想した二 次 創 作 サイトです
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bitter or sweet?(1)
はっと気づいたら、バレンタイン~~~
妄想できたら書こうかな…
(X分経過…)
selfish は、イベントが苦手なので、こんなものしか書けませんが、
おヒマでしたらお付き合いくださいませ。
(っていうかまさかの…)
妄想できたら書こうかな…
(X分経過…)
selfish は、イベントが苦手なので、こんなものしか書けませんが、
おヒマでしたらお付き合いくださいませ。
(っていうかまさかの…)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「あぁ~ 疲れた…」
言葉にして呟くと、カオルは、余計に疲労感を覚えた。
数日前にぽんと浮かんだアイディアをなんとか形にしようと、ここ
2~3日、寝食を忘れて絵を描く作業に没頭していたのだ。
もちろん、その間、ストックしてあるお菓子の類を時々、口に
入れたり、はっと気づいたら寝てました~ なんてこともあるには
あったが。
その作品が、今、ようやく出来上がったのだった。
久し振りに打ち込んだその会心の出来を、数歩後ろに下がり、
じっくりと眺めた。
まだ照明をつけていない薄暗い部屋の中、水底をイメージした
カオルの絵が、残照の中でぼんやり浮かんで見えた。
カオルは身体を右へ左へとずらしながら、様々な角度から出来を
確認すると、作品を見極めようとする厳しく硬かった表情が、
次の瞬間、満足そうな笑みに変わった。
安心したところで大きな欠伸(あくび)をひとつ。
「ふわぁ~」
早くも目が半分塞がりかけていた。
きょろきょろと部屋を見渡して、
(あ~あ、ずいぶん散らかってるな…)
と思ったものの、片づけはまた明日… と、さっそくベッドに
潜り込もうとした。
そのとき、窓辺に見慣れないものが置かれていることに気付いた。
それは、小さな籐(とう)のカゴに、ビタミンカラーの鮮やかで
可愛い花々が盛られていた。
近づいてよく見ると、「Rei」という署名だけのカードがちょこんと
乗っていた。
(あれ? 零くん、いつ来たんだろう?)
慌てて窓の外を覗いてみるが、それらしい人影はなかった。
零は、忙しい仕事の合間を縫って、わざわざ北の管轄まで来て
くれたみたいだった。
(声かけてくれればいいのに…
悪いことしちゃった…)
そう思いながら、零からの可愛いプレゼントを手に取ってみる。
すると、カゴの影にもうひとつ。
きれいにラッピングされた小箱が出てきた。
「…?」
その小箱も手に取って見てみる。
「Happy Valentane's Day」の文字が、カオルの目に飛び込んできた…
「えぇ~、今日って何日!?」
慌てて ケータイを確認する。
今日は間違いなく、2月14日。
日本では、主に女性が、友達や同僚や上司(はたまた自分)に、
日頃の感謝を込めてチョコを贈るのが慣例となっているが、
西洋では、男性から女性に花などを贈るのが一般的で… などと
いうことも、今のカオルにはどうでもいいことなのかもしれない。
零からのプレゼントを両手に持ち、いたずらに部屋の中を右往左往
している。
だが、こうしていても仕方がない。
いったん立ち止まり。
「とにかく、落ち着こう…」
と、呪文のように呟いて、まずは零からのプレゼントの置き場所を
探した。
テーブルの上は、とにかく、いろいろなもので溢れていたから、
仕方なく、もともと置いてあった窓辺に置くことにした。
(まずは… と)
カオルは、鏡の前に立ち、自分の今の状態をチェックする。
最初に目に入ったのは、目の下にで~んと鎮座するこぐまちゃん…
いや、もう立派に成長して親ぐまになっている。
(うっ…)
問題はクマだけでなく、肌も唇もカサついていた。
どうやら深刻な砂漠化は、地球だけではないらしい。
(やだ…)
シャワーを浴びて、服を着替えたところで、とてもじゃないが
こんな状態の自分を鋼牙に見せられない…
それに、肝心のチョコレートも用意してないときてる。
「はぁ~」
盛大に溜め息をつき、ストンとベッドの上に腰を落とし、そのまま
コテンと横に倒れる。
(あたしってば、ダメダメだぁ~
ごめんね、鋼牙…)
そして、カオルの意識が途切れる…
to be continued(2へ)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
すみません、終わらなかった…
まさかの「to be continued」で、また明日! (苦笑)
「あぁ~ 疲れた…」
言葉にして呟くと、カオルは、余計に疲労感を覚えた。
数日前にぽんと浮かんだアイディアをなんとか形にしようと、ここ
2~3日、寝食を忘れて絵を描く作業に没頭していたのだ。
もちろん、その間、ストックしてあるお菓子の類を時々、口に
入れたり、はっと気づいたら寝てました~ なんてこともあるには
あったが。
その作品が、今、ようやく出来上がったのだった。
久し振りに打ち込んだその会心の出来を、数歩後ろに下がり、
じっくりと眺めた。
まだ照明をつけていない薄暗い部屋の中、水底をイメージした
カオルの絵が、残照の中でぼんやり浮かんで見えた。
カオルは身体を右へ左へとずらしながら、様々な角度から出来を
確認すると、作品を見極めようとする厳しく硬かった表情が、
次の瞬間、満足そうな笑みに変わった。
安心したところで大きな欠伸(あくび)をひとつ。
「ふわぁ~」
早くも目が半分塞がりかけていた。
きょろきょろと部屋を見渡して、
(あ~あ、ずいぶん散らかってるな…)
と思ったものの、片づけはまた明日… と、さっそくベッドに
潜り込もうとした。
そのとき、窓辺に見慣れないものが置かれていることに気付いた。
それは、小さな籐(とう)のカゴに、ビタミンカラーの鮮やかで
可愛い花々が盛られていた。
近づいてよく見ると、「Rei」という署名だけのカードがちょこんと
乗っていた。
(あれ? 零くん、いつ来たんだろう?)
慌てて窓の外を覗いてみるが、それらしい人影はなかった。
零は、忙しい仕事の合間を縫って、わざわざ北の管轄まで来て
くれたみたいだった。
(声かけてくれればいいのに…
悪いことしちゃった…)
そう思いながら、零からの可愛いプレゼントを手に取ってみる。
すると、カゴの影にもうひとつ。
きれいにラッピングされた小箱が出てきた。
「…?」
その小箱も手に取って見てみる。
「Happy Valentane's Day」の文字が、カオルの目に飛び込んできた…
「えぇ~、今日って何日!?」
慌てて ケータイを確認する。
今日は間違いなく、2月14日。
日本では、主に女性が、友達や同僚や上司(はたまた自分)に、
日頃の感謝を込めてチョコを贈るのが慣例となっているが、
西洋では、男性から女性に花などを贈るのが一般的で… などと
いうことも、今のカオルにはどうでもいいことなのかもしれない。
零からのプレゼントを両手に持ち、いたずらに部屋の中を右往左往
している。
だが、こうしていても仕方がない。
いったん立ち止まり。
「とにかく、落ち着こう…」
と、呪文のように呟いて、まずは零からのプレゼントの置き場所を
探した。
テーブルの上は、とにかく、いろいろなもので溢れていたから、
仕方なく、もともと置いてあった窓辺に置くことにした。
(まずは… と)
カオルは、鏡の前に立ち、自分の今の状態をチェックする。
最初に目に入ったのは、目の下にで~んと鎮座するこぐまちゃん…
いや、もう立派に成長して親ぐまになっている。
(うっ…)
問題はクマだけでなく、肌も唇もカサついていた。
どうやら深刻な砂漠化は、地球だけではないらしい。
(やだ…)
シャワーを浴びて、服を着替えたところで、とてもじゃないが
こんな状態の自分を鋼牙に見せられない…
それに、肝心のチョコレートも用意してないときてる。
「はぁ~」
盛大に溜め息をつき、ストンとベッドの上に腰を落とし、そのまま
コテンと横に倒れる。
(あたしってば、ダメダメだぁ~
ごめんね、鋼牙…)
そして、カオルの意識が途切れる…
to be continued(2へ)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
すみません、終わらなかった…
まさかの「to be continued」で、また明日! (苦笑)
コメント
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
ご覧になるにあたって
年代別もくじ
カテゴリー別
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[01/22]
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[08/06]
[07/30]
[07/09]
[07/02]
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