きんのまなざし ぎんのささやき
牙 狼（冴 島 鋼 牙 Ver.）の世界を、気ままに妄想した二 次 創 作 サイトです
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せめぎあう意識
アップする予定ではなかったのですが、第24話「少女」の中のスキマを
ふと思いついたので…
ちっとも奇抜さもなく、そして、オチもないのですが、せっかくなので
アップします。
ほんと、そんなに期待しないでください… （苦笑）
ふと思いついたので…
ちっとも奇抜さもなく、そして、オチもないのですが、せっかくなので
アップします。
ほんと、そんなに期待しないでください… （苦笑）
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
（鋼牙ぁ！
零くんっ！）
鋼牙と零くんがボロボロになっていく。
手を下しているのは、あたし… ？！
あたしの身体がメシアに乗っ取られ、メシア降臨を阻止しようとする鋼牙と
零くんを、いとも簡単に叩き伏せていく。
最強と言われる鋼牙と、それに並び匹敵するほどの腕を持つ零くんが
どんどん傷だらけになっていく。
（もう、やめてぇっ
お願いっっっ！）
めいっぱい意識を集中して、自分の身体を取り戻そうとするが、指先ひとつ、
髪の毛一本も意のままにならない。
（あたしの身体だから、二人とも遠慮しているのね、きっと…
もう、あたしのことはどうでもいいから、早くメシアを切って！！
そうじゃないと、二人とも…）
その先はとても恐ろしくて考えられない。
（あたしは、このまま、何もできずに鋼牙たちのことを見てるしかできないの？）
せめて傷ついていく鋼牙を見ないようにしたいのに、メシアはそれを
楽しんでいるかのように、五感で感じることすべてを、カオルの意識の中に
これでもかと流し込んでいく。
（いや…
やめ… て… ！）
カオルの身体に最後まで残されたわずかな意識を、メシアは粉々に
砕こうとしているのかもしれない。
この耐えがたい状況下で、カオルの意識は少しずつ消えてなくなりそうに
なっていた。
あと一歩…
復活を急いだメシアが焦れたのか、鋼牙が感じるあらゆることを、カオルの
意識に浴びせかけた。
（も… う…
や…… め………）
カオルの意識が千切れてなくなりそうになった、そのとき。
（カオルっっっ！）
鋼牙の心の奥の奥にある想いが、カオルの意識にどっと押し寄せた。
（待っていろ！ 必ず救ってやる！）
（………）
（俺が、お前を守ってやる！）
（………… こ……… う…… が…）
（諦めるな！ 俺を信じろ！
いいなっ！ カオルっ！！！）
鋼牙の想いが切れ切れに、だが、ものすごい勢いでカオルを包んでいく。
（鋼牙ぁ… 鋼牙ぁぁっ…）
鋼牙は諦めていなかった。
カオルの意識が徐々にはっきりしてきた。
（鋼牙が守ってくれる！
なのに、あたしが諦めちゃだめだね…
あたし、信じるよ！
鋼牙がついていてくれるなら、あたし、メシアになんて負けないから… ！）
カオルのためにメシアに闘いを挑む鋼牙の姿から、眼をそらしたくなるのを
抑えつつ、カオルは、鋼牙の、牙狼の称号を継承する男の闘いを、しかと
見届ける覚悟を決めた。
すると、
「カオルっっ！
お前の手は剣を握るためににあるんじゃないっ！」
はっきりと、揺さぶられるほどの鋼牙の叫びが、カオルに届いた。
そして、カオルの、メシアの手から剣が離れた。
鋼牙が強く、強く抱きしめる。
（鋼牙っっ！）
カオルの意識が完全に呼び覚まされた。
だが、次の瞬間、カオルはどこともわからぬ不思議な世界にひとり、
投げ出されていたのだった。
ひどく不安になったが、カオルには揺るぎない確信があった。
鋼牙が必ず助けに来てくれると。
（あたしは、もう迷わない。
鋼牙… 信じてるから…）
fin
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
まぁ、ありがちな設定でありますので、大したことないですね。
すいません。
でも、selfishの書く二人は、ホントにいっつも、いっつも、ゆらゆら
揺れちゃってますね～。
あ～かな～、こ～かな～って。
だって、書いてるとそうなっちゃうんですよねぇ。
そういう危なっかしい関係が、selfishは好きなのかなぁ？
書いてる張本人が何言ってんだって感じですね。
すいません。
（最後まで、謝ってばっかですが…）
（鋼牙ぁ！
零くんっ！）
鋼牙と零くんがボロボロになっていく。
手を下しているのは、あたし… ？！
あたしの身体がメシアに乗っ取られ、メシア降臨を阻止しようとする鋼牙と
零くんを、いとも簡単に叩き伏せていく。
最強と言われる鋼牙と、それに並び匹敵するほどの腕を持つ零くんが
どんどん傷だらけになっていく。
（もう、やめてぇっ
お願いっっっ！）
めいっぱい意識を集中して、自分の身体を取り戻そうとするが、指先ひとつ、
髪の毛一本も意のままにならない。
（あたしの身体だから、二人とも遠慮しているのね、きっと…
もう、あたしのことはどうでもいいから、早くメシアを切って！！
そうじゃないと、二人とも…）
その先はとても恐ろしくて考えられない。
（あたしは、このまま、何もできずに鋼牙たちのことを見てるしかできないの？）
せめて傷ついていく鋼牙を見ないようにしたいのに、メシアはそれを
楽しんでいるかのように、五感で感じることすべてを、カオルの意識の中に
これでもかと流し込んでいく。
（いや…
やめ… て… ！）
カオルの身体に最後まで残されたわずかな意識を、メシアは粉々に
砕こうとしているのかもしれない。
この耐えがたい状況下で、カオルの意識は少しずつ消えてなくなりそうに
なっていた。
あと一歩…
復活を急いだメシアが焦れたのか、鋼牙が感じるあらゆることを、カオルの
意識に浴びせかけた。
（も… う…
や…… め………）
カオルの意識が千切れてなくなりそうになった、そのとき。
（カオルっっっ！）
鋼牙の心の奥の奥にある想いが、カオルの意識にどっと押し寄せた。
（待っていろ！ 必ず救ってやる！）
（………）
（俺が、お前を守ってやる！）
（………… こ……… う…… が…）
（諦めるな！ 俺を信じろ！
いいなっ！ カオルっ！！！）
鋼牙の想いが切れ切れに、だが、ものすごい勢いでカオルを包んでいく。
（鋼牙ぁ… 鋼牙ぁぁっ…）
鋼牙は諦めていなかった。
カオルの意識が徐々にはっきりしてきた。
（鋼牙が守ってくれる！
なのに、あたしが諦めちゃだめだね…
あたし、信じるよ！
鋼牙がついていてくれるなら、あたし、メシアになんて負けないから… ！）
カオルのためにメシアに闘いを挑む鋼牙の姿から、眼をそらしたくなるのを
抑えつつ、カオルは、鋼牙の、牙狼の称号を継承する男の闘いを、しかと
見届ける覚悟を決めた。
すると、
「カオルっっ！
お前の手は剣を握るためににあるんじゃないっ！」
はっきりと、揺さぶられるほどの鋼牙の叫びが、カオルに届いた。
そして、カオルの、メシアの手から剣が離れた。
鋼牙が強く、強く抱きしめる。
（鋼牙っっ！）
カオルの意識が完全に呼び覚まされた。
だが、次の瞬間、カオルはどこともわからぬ不思議な世界にひとり、
投げ出されていたのだった。
ひどく不安になったが、カオルには揺るぎない確信があった。
鋼牙が必ず助けに来てくれると。
（あたしは、もう迷わない。
鋼牙… 信じてるから…）
fin
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まぁ、ありがちな設定でありますので、大したことないですね。
すいません。
でも、selfishの書く二人は、ホントにいっつも、いっつも、ゆらゆら
揺れちゃってますね～。
あ～かな～、こ～かな～って。
だって、書いてるとそうなっちゃうんですよねぇ。
そういう危なっかしい関係が、selfishは好きなのかなぁ？
書いてる張本人が何言ってんだって感じですね。
すいません。
（最後まで、謝ってばっかですが…）
[22回]
コメント
無題
ぱちぱちぱちぱち～～～♪ やっと読みに来れました！この数日間を戦い抜きそして敗北したhitoriですｗｗｗ
忍者ブログにしたのは わからないことがあったらきっとselfish様が助けにきてくるに違いない！と。
＞（待っていろ！ 必ず救ってやる！）
ですよね？ね？
このツリー形式のコメント欄、とっても気に入っています♪
メシアの身体を乗っ取られたカオル嬢の身体のキレ、最高でしたね～。
無表情で繰り出す蹴り&パンチ。
受ける 鋼牙と零の中の役者さんたちがとっても上手で ホントに痛そうだった～(>_<)
忍者ブログにしたのは わからないことがあったらきっとselfish様が助けにきてくるに違いない！と。
＞（待っていろ！ 必ず救ってやる！）
ですよね？ね？
このツリー形式のコメント欄、とっても気に入っています♪
メシアの身体を乗っ取られたカオル嬢の身体のキレ、最高でしたね～。
無表情で繰り出す蹴り&パンチ。
受ける 鋼牙と零の中の役者さんたちがとっても上手で ホントに痛そうだった～(>_<)
Re:無題
この数日間、本当にお疲れ様でした。
selfishの脳裏に浮かんだ映像は、黒背景に白文字の、
あの牙狼の冒頭のサブタイトルの出るシーンです。
ダダン（←効果音） 「決断」
という感じ。
「敗北」と言われますが、下僕には計り知れない
高度な判断の結果なのだろうと勝手に憶測しています。
下僕にできることあらば、何でもいたしますデス、ハイ。
ですが、鋼牙のようにはいきませぬゆえ、せいぜい
レオどまり（レオくんに失礼な…）でご勘弁ください。（笑）
（すいません、業務連絡です。
黒背景でなくていいのですか？
忍者ブログは黒背景のカッコいいのってなかなかないですが、
紫雲
DIM WATER INSIDE
WARSHIP ILAND
DEEP DEEP BLUE SKY
sky010
とかありますよ？
テンプレート検索してみてはいかがでしょうか？
業務連絡、終わり！！）
あぁ、そういえば、「せめぎあう意識」にコメントいただいたんでしたね。
そっちのほう、ノータッチなお返事ですが、まぁ、いっか！（爆）
selfishの脳裏に浮かんだ映像は、黒背景に白文字の、
あの牙狼の冒頭のサブタイトルの出るシーンです。
ダダン（←効果音） 「決断」
という感じ。
「敗北」と言われますが、下僕には計り知れない
高度な判断の結果なのだろうと勝手に憶測しています。
下僕にできることあらば、何でもいたしますデス、ハイ。
ですが、鋼牙のようにはいきませぬゆえ、せいぜい
レオどまり（レオくんに失礼な…）でご勘弁ください。（笑）
（すいません、業務連絡です。
黒背景でなくていいのですか？
忍者ブログは黒背景のカッコいいのってなかなかないですが、
紫雲
DIM WATER INSIDE
WARSHIP ILAND
DEEP DEEP BLUE SKY
sky010
とかありますよ？
テンプレート検索してみてはいかがでしょうか？
業務連絡、終わり！！）
あぁ、そういえば、「せめぎあう意識」にコメントいただいたんでしたね。
そっちのほう、ノータッチなお返事ですが、まぁ、いっか！（爆）
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活（？）も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活（？）も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
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