きんのまなざし ぎんのささやき
牙 狼（冴 島 鋼 牙 Ver.）の世界を、気ままに妄想した二 次 創 作 サイトです
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いちばんの存在（3）
memories not to forget（4）
この展開、アリですかねぇ？
ナシって思った方は、黙っててくださいね。 くすっ…
たかが妄想なんですが、なんとか全うさせたいんで。
（ヘコむと書けなくなりそうで… 弱気）
よろしければ、お先へどうぞ。
ナシって思った方は、黙っててくださいね。 くすっ…
たかが妄想なんですが、なんとか全うさせたいんで。
（ヘコむと書けなくなりそうで… 弱気）
よろしければ、お先へどうぞ。
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屋敷に着き、ドアを開けようとして鍵がかかっていることに気付いた。
（ゴンザはまだ戻っていないのか？
まだカオルについているんだろうか？）
そう思いながら、自分で鍵を開けて屋敷に入った。
屋敷に入るなり、ザルバは、
『これは…』
と呟いたが、
『いや、何でもない』
とすぐに言葉を引っ込めた。
少し訝（いぶか）しみながらも、コートを脱ぎながらリビングへのドアを
開けた。
そこには…
薄暗い部屋の中で、ソファにもたれ、うたた寝をしているカオルがいた。
（なぜカオルがいるんだ？
ゴンザが連れ帰ったのか？）
判断がつかず、ゴンザの姿を探そうとリビングを出ようとしたとき、
「鋼牙？」
カオルの声が鋼牙の名を呼んだ。
（そんなことが…？）
驚きを隠せないまま、鋼牙はゆっくりとカオルのほうに身体を向けた。
「どうして…」
何をどう聞けばいいのかわからなかった。
歩み寄ればいいのかどうかもわからなかった。
それはカオルも同じだった。
しばしの間、見つめ合うことしかできない二人だった。
「鋼牙…」
カオルの口から、また名が呼ばれた。
鋼牙は意を決してカオルに近づいた。
「俺が誰だかわかるんだな。」
カオルはしっかりとうなずき、こう言った。
「冴島鋼牙…
黄金騎士で…
牙狼で…
あたしを助けてくれた人…」
『おいおい、俺もことも覚えているのか？』
ザルバが横から話に割って入ってきた。
鋼牙は左手をあげ、カオルによく見えるように突き出した。
「ザルバでしょ…
ちゃんとわかるわよ。
ゴンザさんのことだってちゃんと覚えているわ。」
鋼牙はザルバに問いかける。
「どういうことなんだ？」
『さぁな、俺様も確かなことはわからない。
だが…』
「だが、なんだ。」
『魔導八卦礼は、なんにもないところになかったものを出現させるような
そんな ”魔法のお札” じゃぁない。
そこにある自然の力や人間の持つ想いや願いなどを利用して、その力を
増幅させることができる。
まぁ、簡単に言うとそういうものなんだ。
普通の人間がホラーに襲われたなら、
「怖い、これは夢だ、そうに違いない…」
ってな具合で現実のことでありながら否定しようとするだろう？
”乾の札” はそうした人間の希望を実現させやすくする札ってわけだ。
これが正解かどうかはわからんが、俺が思うに…
カオルは、ホラーや魔戒騎士のことを
「なかったことにしたい」
とは思っていなかったってことになるんだろうなぁ。
いや、実際には、今までに襲われたホラーのことは、記憶から多少なりとも
欠落しているかもしれないがな…
だが、まぁ、鋼牙。
カオルはお前のことを忘れたくなかったってことじゃな…』
「よけいなことは言うな。」
ザルバの推測が正しいかどうかはわからないが、実際のところ、カオルは
鋼牙についての記憶を忘れていなかった。
次の瞬間、苦痛に顔をちょっとゆがめて、カオルに聞いた。
「それでは、俺がお前に何をしたのかはわかっているのか？」
カオルが忘れたくなかった記憶を、鋼牙が無理やり忘れさせようとした。
その行為を、カオルはどう思っているのか…？
to be continued（5へ）
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
屋敷に着き、ドアを開けようとして鍵がかかっていることに気付いた。
（ゴンザはまだ戻っていないのか？
まだカオルについているんだろうか？）
そう思いながら、自分で鍵を開けて屋敷に入った。
屋敷に入るなり、ザルバは、
『これは…』
と呟いたが、
『いや、何でもない』
とすぐに言葉を引っ込めた。
少し訝（いぶか）しみながらも、コートを脱ぎながらリビングへのドアを
開けた。
そこには…
薄暗い部屋の中で、ソファにもたれ、うたた寝をしているカオルがいた。
（なぜカオルがいるんだ？
ゴンザが連れ帰ったのか？）
判断がつかず、ゴンザの姿を探そうとリビングを出ようとしたとき、
「鋼牙？」
カオルの声が鋼牙の名を呼んだ。
（そんなことが…？）
驚きを隠せないまま、鋼牙はゆっくりとカオルのほうに身体を向けた。
「どうして…」
何をどう聞けばいいのかわからなかった。
歩み寄ればいいのかどうかもわからなかった。
それはカオルも同じだった。
しばしの間、見つめ合うことしかできない二人だった。
「鋼牙…」
カオルの口から、また名が呼ばれた。
鋼牙は意を決してカオルに近づいた。
「俺が誰だかわかるんだな。」
カオルはしっかりとうなずき、こう言った。
「冴島鋼牙…
黄金騎士で…
牙狼で…
あたしを助けてくれた人…」
『おいおい、俺もことも覚えているのか？』
ザルバが横から話に割って入ってきた。
鋼牙は左手をあげ、カオルによく見えるように突き出した。
「ザルバでしょ…
ちゃんとわかるわよ。
ゴンザさんのことだってちゃんと覚えているわ。」
鋼牙はザルバに問いかける。
「どういうことなんだ？」
『さぁな、俺様も確かなことはわからない。
だが…』
「だが、なんだ。」
『魔導八卦礼は、なんにもないところになかったものを出現させるような
そんな ”魔法のお札” じゃぁない。
そこにある自然の力や人間の持つ想いや願いなどを利用して、その力を
増幅させることができる。
まぁ、簡単に言うとそういうものなんだ。
普通の人間がホラーに襲われたなら、
「怖い、これは夢だ、そうに違いない…」
ってな具合で現実のことでありながら否定しようとするだろう？
”乾の札” はそうした人間の希望を実現させやすくする札ってわけだ。
これが正解かどうかはわからんが、俺が思うに…
カオルは、ホラーや魔戒騎士のことを
「なかったことにしたい」
とは思っていなかったってことになるんだろうなぁ。
いや、実際には、今までに襲われたホラーのことは、記憶から多少なりとも
欠落しているかもしれないがな…
だが、まぁ、鋼牙。
カオルはお前のことを忘れたくなかったってことじゃな…』
「よけいなことは言うな。」
ザルバの推測が正しいかどうかはわからないが、実際のところ、カオルは
鋼牙についての記憶を忘れていなかった。
次の瞬間、苦痛に顔をちょっとゆがめて、カオルに聞いた。
「それでは、俺がお前に何をしたのかはわかっているのか？」
カオルが忘れたくなかった記憶を、鋼牙が無理やり忘れさせようとした。
その行為を、カオルはどう思っているのか…？
to be continued（5へ）
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[9回]
コメント
質問なんですけど・・・
あの、ですね。
突然なんですけど、こちらのサイトの事、私のとこで、リンク、もしくは、宣伝させてもらってもかまいませんか～？
もし、よろしければ、なんですけどね。
Ｏ．Ｋでしたら、どちらがいいのか教えてくださいませ～～ （*^_^*）
私のサイトのつぶやき欄でも、こちらの返信でもかまいませんので、お返事をお待ちしています。
あ、非公開かどうかは、お任せいたします。
突然なんですけど、こちらのサイトの事、私のとこで、リンク、もしくは、宣伝させてもらってもかまいませんか～？
もし、よろしければ、なんですけどね。
Ｏ．Ｋでしたら、どちらがいいのか教えてくださいませ～～ （*^_^*）
私のサイトのつぶやき欄でも、こちらの返信でもかまいませんので、お返事をお待ちしています。
あ、非公開かどうかは、お任せいたします。
Re:質問なんですけど・・・
あのぉ、失礼を承知でお聞きしますが、なな様をかたるニセモノでしょうか？
これは夢？ 夢なの？
あのですね。
いつの日にか 「ちょっとはマトモなもの」 が書けたら、菓子折り持って（？）こちらからリンクのお願いにあがろうと思っていたのですが…
え～っ、ホントにですかぁっっ！
あのぉ、隅っこで構いませんので、リンクでも宣伝でも何でも結構です！！
なな様のあのスウィ～トな鋼カオと同じサイトにいられるんですね？
夢のようです！ ぜひともお願いします！ うぇ～ん（嬉し泣き）
よろしければ、うちからもリンクを張りたいのですが、よろしいでしょうか？
よろしきお返事をお待ちしています！
あんまり嬉しくて、このコメントは公開させていただきました。
お許しを…
これは夢？ 夢なの？
あのですね。
いつの日にか 「ちょっとはマトモなもの」 が書けたら、菓子折り持って（？）こちらからリンクのお願いにあがろうと思っていたのですが…
え～っ、ホントにですかぁっっ！
あのぉ、隅っこで構いませんので、リンクでも宣伝でも何でも結構です！！
なな様のあのスウィ～トな鋼カオと同じサイトにいられるんですね？
夢のようです！ ぜひともお願いします！ うぇ～ん（嬉し泣き）
よろしければ、うちからもリンクを張りたいのですが、よろしいでしょうか？
よろしきお返事をお待ちしています！
あんまり嬉しくて、このコメントは公開させていただきました。
お許しを…
こちらこそ、よろしくです～
あのあのあの、ニセモノではないですよ。
う～ん・・・ スウィ～トな鋼カオかどうかはよくわかりませんが、私のとこって、ただの下手っぴな作文で、そんなたいそうなサイトじゃないと思うんですけど、なぜにその反応？？？ （苦笑）
では、ありがたく相互リンクということにさせて頂きま～す。
あれ？ 左手のザルバ君が何か言ってる。
『おい、菓子折りをもらい損ねたな』
うふふ・・ そうだね。
う～ん・・・ スウィ～トな鋼カオかどうかはよくわかりませんが、私のとこって、ただの下手っぴな作文で、そんなたいそうなサイトじゃないと思うんですけど、なぜにその反応？？？ （苦笑）
では、ありがたく相互リンクということにさせて頂きま～す。
あれ？ 左手のザルバ君が何か言ってる。
『おい、菓子折りをもらい損ねたな』
うふふ・・ そうだね。
Re:こちらこそ、よろしくです～
ほんとだ、ホンモノだ…（驚）
なな様の作品が「下手っぴな作文」なら、うちのは「クズ同然の妄想」でございまする。
こちらこそリンク張らせていただきます、ありがとうございます。
あっ、なな様のとこのザルバは確か甘いものがお嫌いだったんじゃなかったかと思ったのですが。
違いましたっけ？ ふふふ…
なな様の作品が「下手っぴな作文」なら、うちのは「クズ同然の妄想」でございまする。
こちらこそリンク張らせていただきます、ありがとうございます。
あっ、なな様のとこのザルバは確か甘いものがお嫌いだったんじゃなかったかと思ったのですが。
違いましたっけ？ ふふふ…
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活（？）も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活（？）も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
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