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牙 狼(冴 島 鋼 牙 Ver.)の世界を、気ままに妄想した二 次 創 作 サイトです
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あの子が酔ったら(2)
なんだか、ニヤニヤするような妄想がした~い!
そう思って書き始めてみたのが、この「あの子が酔ったら」になります。
カオルちゃんがお酒飲んでトロンとしていたら… う~ん、さぞや可愛かろう~
ね、鋼牙さん? (ニヤニヤ)
あ、今日の分は短いけど、それでもよろしければ続きをどうぞ。
そう思って書き始めてみたのが、この「あの子が酔ったら」になります。
カオルちゃんがお酒飲んでトロンとしていたら… う~ん、さぞや可愛かろう~
ね、鋼牙さん? (ニヤニヤ)
あ、今日の分は短いけど、それでもよろしければ続きをどうぞ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
鋼牙に抱えられたカオルは、
「ごめん… ありが… と…」
とやっと呟くように言ったきり、安心しきった様子で鋼牙にもたれかかった。
風呂上がりのせいか酒のせいか、カオルの身体はぽぉ~っと温かかった。
そのカオルを抱えて、鋼牙は階段をあがった。
カオルの部屋に入り、彼女のベッドに下ろそうとして鋼牙の表情が少し歪む。
カオルのベッドの上には、彼女が脱いだと思われる薄手のコートや、バッグ、ケータイが散在し、会場でもらってきたのか小さな花束まで乗っかっていた。
これではカオルをベッドに寝かせられない。
カオルを抱いたまま、ベッドの上の雑多なものをひとつひとつ取り除いていくのはひどく面倒なことだった。
鋼牙はしばらく考えていたが、くるりとターンした。
そして、カオルを抱いたまま、真っ直ぐに部屋を出た。
その足で自分の部屋へと向かうと、ゴンザが綺麗にベッドメイクした自分のベッドの寝具をめくり、そっと彼女を降ろした。
鋼牙のベッドは、長身の鋼牙が手足を広げて寝ても余裕のあるくらい広いベッドだ。
仮にカオルと一緒に入ったとしても、窮屈に思うことはないだろう。
もちろん、眠っていて意識が無い状態の彼女を自分の部屋に連れ込むことに、全く抵抗がないわけではないが、寝ていることをいいことに彼女に何かをしよう… なんていうやましい気持ちは鋼牙にはなかったから、一晩くらいいいだろうと思うことにした。
ベッドサイドのスタンドを灯し、部屋の電気を消す。
彼女の寝顔をチラッと見てから、鋼牙は部屋に備え付けのシャワールームへと向かった。
その後、微かにシャワーの水音が聞こえていたが、キュッとコックを捻る音がして静かになった。
やがて、ナイトウェアに着替えた鋼牙が、濡れた髪を肩にかけたタオルで無造作に拭きながら寝室に戻って来ると、ベッドの脇に立ち、眠っているカオルを見下ろした。
カオルの寝顔は少女のようにあどけなく、うっすらと微笑んでいるようだったが、カオルの身体を包む寝具は、ゆるやかなカーブを描き、なんとなく艶めかしく見えた。
意識が妙なところに向かうの避けるため、鋼牙は慌てて視線を外した。
カオルを起こさないよう、そっとベッドに腰をかけると、するりと布団の中に潜り込んだ。
幾分カオルとの間に距離を取っていたのだが、どういうわけだか、寝ているカオルのほうから鋼牙にすり寄って来た。
身体に余分な肉などついていないようなカオルだったが、やはり、その感触は男のそれとは比べようもなく柔らかく、風呂上がりのなんとも甘いいい香りが鋼牙の鼻をくすぐり、カオルと接しているところから彼女の体温が伝わってくる。
どうしたことだろう。
鋼牙のありとあらゆる感覚を、ただそこに寝ているだけのカオルがこんなにも刺激してくる。
(カオルをここに運んできたのは失敗だったか…)
少し後悔しかけたものの、今更、カオルの部屋に運ぶのも面倒で、かと言って自分が別の部屋で寝るのはもっと億劫だった。
(とにかく今夜一晩、なんとか耐えよう)
そう決めた鋼牙の決意を、
「ウ、ウ~ン…」
というカオルの吐息とも呻(うめ)き声ともつかない声が、またグラグラと揺さぶりをかける。
鋼牙は盛大に眉間に皺を寄せ、固く目を閉じながら、
(眠ってしまえばいい。
寝るんだ… 寝るんだ…)
と自分に言い聞かせてこの危機を脱しようとした。
…というのが、昨晩のことだった。
あれから4~5時間ほど経ったはずだが、鋼牙にしてみたら、自分がぐっすり寝ていたという実感がまるでない。
押し寄せる誘惑と、寝ながらにして闘っていたかのような疲労感を覚えていた。
そんな目に遭わせながら、カオルは
「ごめんね」
の一言で部屋を、ベッドを出ていこうとしている。
(冗談じゃない! このまま行かせるわけにはいかない!)
それが、今の鋼牙の正直な気持ちだった。
怒っているのかというと、そういうわけではない。
カオルが自分のためを思ってくれるのなら、ベッドを独り占めして寝る時間を作るより、もっと別のことで時間を過ごしたい。
そんなふうに思っただけだ。
だが、カオルのほうはそんな鋼牙の気持ちに気付かない。
黙っている彼の態度を、自分が邪魔をしてよく眠れなかったからか、と思っているようで、黙って抱きしめる彼に何を言えばいいのか迷っているようだ。
この際、正直に言ってみてはどうだろう?
「おまえが欲しい」
と。
to be continued(3[大人限定]へ)
to be continued(4へ)
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鋼牙に抱えられたカオルは、
「ごめん… ありが… と…」
とやっと呟くように言ったきり、安心しきった様子で鋼牙にもたれかかった。
風呂上がりのせいか酒のせいか、カオルの身体はぽぉ~っと温かかった。
そのカオルを抱えて、鋼牙は階段をあがった。
カオルの部屋に入り、彼女のベッドに下ろそうとして鋼牙の表情が少し歪む。
カオルのベッドの上には、彼女が脱いだと思われる薄手のコートや、バッグ、ケータイが散在し、会場でもらってきたのか小さな花束まで乗っかっていた。
これではカオルをベッドに寝かせられない。
カオルを抱いたまま、ベッドの上の雑多なものをひとつひとつ取り除いていくのはひどく面倒なことだった。
鋼牙はしばらく考えていたが、くるりとターンした。
そして、カオルを抱いたまま、真っ直ぐに部屋を出た。
その足で自分の部屋へと向かうと、ゴンザが綺麗にベッドメイクした自分のベッドの寝具をめくり、そっと彼女を降ろした。
鋼牙のベッドは、長身の鋼牙が手足を広げて寝ても余裕のあるくらい広いベッドだ。
仮にカオルと一緒に入ったとしても、窮屈に思うことはないだろう。
もちろん、眠っていて意識が無い状態の彼女を自分の部屋に連れ込むことに、全く抵抗がないわけではないが、寝ていることをいいことに彼女に何かをしよう… なんていうやましい気持ちは鋼牙にはなかったから、一晩くらいいいだろうと思うことにした。
ベッドサイドのスタンドを灯し、部屋の電気を消す。
彼女の寝顔をチラッと見てから、鋼牙は部屋に備え付けのシャワールームへと向かった。
その後、微かにシャワーの水音が聞こえていたが、キュッとコックを捻る音がして静かになった。
やがて、ナイトウェアに着替えた鋼牙が、濡れた髪を肩にかけたタオルで無造作に拭きながら寝室に戻って来ると、ベッドの脇に立ち、眠っているカオルを見下ろした。
カオルの寝顔は少女のようにあどけなく、うっすらと微笑んでいるようだったが、カオルの身体を包む寝具は、ゆるやかなカーブを描き、なんとなく艶めかしく見えた。
意識が妙なところに向かうの避けるため、鋼牙は慌てて視線を外した。
カオルを起こさないよう、そっとベッドに腰をかけると、するりと布団の中に潜り込んだ。
幾分カオルとの間に距離を取っていたのだが、どういうわけだか、寝ているカオルのほうから鋼牙にすり寄って来た。
身体に余分な肉などついていないようなカオルだったが、やはり、その感触は男のそれとは比べようもなく柔らかく、風呂上がりのなんとも甘いいい香りが鋼牙の鼻をくすぐり、カオルと接しているところから彼女の体温が伝わってくる。
どうしたことだろう。
鋼牙のありとあらゆる感覚を、ただそこに寝ているだけのカオルがこんなにも刺激してくる。
(カオルをここに運んできたのは失敗だったか…)
少し後悔しかけたものの、今更、カオルの部屋に運ぶのも面倒で、かと言って自分が別の部屋で寝るのはもっと億劫だった。
(とにかく今夜一晩、なんとか耐えよう)
そう決めた鋼牙の決意を、
「ウ、ウ~ン…」
というカオルの吐息とも呻(うめ)き声ともつかない声が、またグラグラと揺さぶりをかける。
鋼牙は盛大に眉間に皺を寄せ、固く目を閉じながら、
(眠ってしまえばいい。
寝るんだ… 寝るんだ…)
と自分に言い聞かせてこの危機を脱しようとした。
…というのが、昨晩のことだった。
あれから4~5時間ほど経ったはずだが、鋼牙にしてみたら、自分がぐっすり寝ていたという実感がまるでない。
押し寄せる誘惑と、寝ながらにして闘っていたかのような疲労感を覚えていた。
そんな目に遭わせながら、カオルは
「ごめんね」
の一言で部屋を、ベッドを出ていこうとしている。
(冗談じゃない! このまま行かせるわけにはいかない!)
それが、今の鋼牙の正直な気持ちだった。
怒っているのかというと、そういうわけではない。
カオルが自分のためを思ってくれるのなら、ベッドを独り占めして寝る時間を作るより、もっと別のことで時間を過ごしたい。
そんなふうに思っただけだ。
だが、カオルのほうはそんな鋼牙の気持ちに気付かない。
黙っている彼の態度を、自分が邪魔をしてよく眠れなかったからか、と思っているようで、黙って抱きしめる彼に何を言えばいいのか迷っているようだ。
この際、正直に言ってみてはどうだろう?
「おまえが欲しい」
と。
to be continued(3[大人限定]へ)
to be continued(4へ)
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コメント
Re:教えて下さい
そうですか…
前のコメントにお返事した中でいくつか書いた方法は、どれも試してみたということでしょうか?
このほかに、となると、今、パッと思いつくのは、
「キャッシュのクリア」をしてみたら?
(アプリの設定からできると思うんですが)
「ポップアップブロック」の設定をOFFにしてみたら?
(ポップアップブロックで、Basic認証画面が出ないことがあるのかどうかはわかりませんが)
と、まあ、このくらいでしょうか。
多分これ以上のことは、「パスワードの入力画面が出てこない」という以外の情報を何か頂かないと、問題解決のお手伝いができないと思うんです。
例えば、
何で見ているのか(iPoneなのか、Androidなのか、パソコンなのか、他のものか)
何のアプリで見ているのか(Safariなのか、Chromeなのか、InternetExploererなのか、Firefoxなのか、Operaなのか、その他のものか)
最低でもこの2つは教えていただかないと…
あと、
パスワードの入力画面が出てこないのは、うちのサイトだけのこと? それとも、他のところでも同じ?
以前は見えていたけどある日急に見えなくなった? それとも、一度も出たことがない?
なども知りたいところです。
これが、「うちのサイトだけ」とか「最近急に出なくなった」というのなら、忍者ブログやうちのサイト側に原因があるということに。
そうでないなら、ちゃ~~様のほうの環境や設定が… ってなると思うんです。
う~ん、ちゃ~~様のお近くに、どなたか詳しい方がいるといいんですけどねぇ~
あとは、似たような環境の人に「こんなこと、なったことない?」と聞いてみるのは、いかがでしょうか?
前のコメントにお返事した中でいくつか書いた方法は、どれも試してみたということでしょうか?
このほかに、となると、今、パッと思いつくのは、
「キャッシュのクリア」をしてみたら?
(アプリの設定からできると思うんですが)
「ポップアップブロック」の設定をOFFにしてみたら?
(ポップアップブロックで、Basic認証画面が出ないことがあるのかどうかはわかりませんが)
と、まあ、このくらいでしょうか。
多分これ以上のことは、「パスワードの入力画面が出てこない」という以外の情報を何か頂かないと、問題解決のお手伝いができないと思うんです。
例えば、
何で見ているのか(iPoneなのか、Androidなのか、パソコンなのか、他のものか)
何のアプリで見ているのか(Safariなのか、Chromeなのか、InternetExploererなのか、Firefoxなのか、Operaなのか、その他のものか)
最低でもこの2つは教えていただかないと…
あと、
パスワードの入力画面が出てこないのは、うちのサイトだけのこと? それとも、他のところでも同じ?
以前は見えていたけどある日急に見えなくなった? それとも、一度も出たことがない?
なども知りたいところです。
これが、「うちのサイトだけ」とか「最近急に出なくなった」というのなら、忍者ブログやうちのサイト側に原因があるということに。
そうでないなら、ちゃ~~様のほうの環境や設定が… ってなると思うんです。
う~ん、ちゃ~~様のお近くに、どなたか詳しい方がいるといいんですけどねぇ~
あとは、似たような環境の人に「こんなこと、なったことない?」と聞いてみるのは、いかがでしょうか?
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
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