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きんのまなざし ぎんのささやき

おまえの知らない…

ど~も、休みボケの selfish です。

妄想ってどうやって書くんだっけ???
この1週間、妄想らしい妄想を書いていなかったので、書き方をすっかり
忘れました。
というわけ(?)で、鈍い頭に浮かんだことを、とりあえず書き散らします。


そして、書き散らしながら思いました。

「誰か、鋼牙さんの本心を、チラとでもいいから教えてください!」

ほんとうに、あの男は自分の気持ちを伝えなさ過ぎです…
まぁ、だからこそ、妄想できるのですが。



リハビリで書いたものなので、そのようなものでもお許しいただける方は、
どうぞお先へ…

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おまえは知らないだろう。

寝息を立てる街並みを抜けて、疲れた身体で屋敷に辿りついたとき、
玄関先を煌々(こうこう)と照らすライトの温かい明かりを見て、
俺が何を想うのかを。

「ホラーを狩るのが魔戒騎士の使命」
そのことを幼い頃から叩きこまれてきた俺には、使命を全(まっと)うする
ことこそが ’生’ のすべてだった。
身を捨てることすら当然と思えたあの頃、屋敷に帰ることは、うまい食事に
ありつき、温かい寝床で身体を休める、という意味しか持たず、それ以外の
特別な感傷など微塵もなかった。

それが今では…

俺の帰りを待つおまえがいる。
おまえが屋敷に居ようが居まいが、そんなことは関係ない。
屋敷の明かりが見えると、
  俺の帰る場所がそこにある
  帰りを待つ者がそこにいる
と感じる。
俺は、明日も明後日も、この先ずっと帰ってきたい、とそう強く願う。

それを、おまえは知らないだろう。




おまえは知らないだろう。

一日の終わりに、陽の匂いが微かに残る、ヒヤリと冷たいシーツの間に
身を滑り込ませて、眠りに就く前の一瞬に俺が何を見るのかを。

「守りし者となれ」
かつての自分は、どんなホラーをも倒せる強さを持つことこそが、父さんの
最期の言葉に適(かな)うと思っていた。
だが、おまえと出会ったことで、その言葉は大きく意味を変えてしまった。

人を愛すること、人の想いに応えることが、強さの糧(かて)となることを
初めて知った。

今日という限りある時間の中で、やれることを精一杯やった…
そんな充足感の中で俺は眠りに就く。
満ち足りた気持ちで目を閉じる瞬間、ベッドサイドに飾られた写真を
無意識のうちに見る。

今日という日が無事に終わっていく。
おまえの笑顔を、俺は守れたのだろうか… そんなふうに思いながら。
俺は、明日も明後日も、この先ずっと守っていきたい、とそう強く願う。

それを、おまえは知らないだろう。




おまえは知らないだろう。

柔らかな朝の陽ざしが静かに室内を照らし始めるとき、刻一刻と満たされて
いく朝の空気とともに、俺の身体の中にじわじわと満ちてくる願いを。

「牙狼とは希望」
弱く哀しい人々を醜く重い陰我から解き放ち、優しくひたむきな人々を守る。
それは魔戒法師も魔戒騎士も同じだ。
そして、黄金騎士であろうとなかろうと同じ… そう思っていた。

だが、最近、思うのだ。
牙狼は、みなの希望である… ただそれだけの意味ではないのだろう、と。

かつての俺は自分ひとりの力で闘ってきた。
だが、メシアやレギュレイス、使徒ホラー、イデア…
そういった強大な力を前にして、傷つき、心が折れそうになったとき、
俺には仲間がいた。
俺を信じ、命さえも預けてくれる友がいた。

俺は、みなの希望を力に変えて闘う。
俺に託される希望の力がある限り、俺は牙狼であり続けられる。

次第に強さを帯びていく朝の陽光の中、身体の覚醒とともに湧き上がる想い。
俺は、いつでも、いつまでも ’牙狼’ でありたい、とそう強く願う。

それを、おまえは知らないだろう。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

胸の ’刻印’ のことは知らずにいてほしかった。
そう思うのは、俺の独りよがり。
そんなことは解っている。

「言ってくれればよかったのに…」
そんなことを言ったそばから、
「何も言わなくていいよ」
とおまえは言う。

その優しさが堪らなく狂おしい。
その優しさに何も返してやれないことが、堪らなくもどかしい。

自分に残された時間がどのくらいなのか知り得るはずもないが、
わずかな時間の中で、俺はおまえに何を伝えたらいいのだろう。
言葉にすれば足りなくて、言えば言ったで心からは遠ざかって
的外れなものになっていく。

おまえに伝えたい言葉が見つからない…


何も言えずに…   すまない。


そう俺が思っていることを…
おまえには知られずにいたいのだ。



fin
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夜の高速を走っていて、ポンと浮かんだのが「おまえは知らない」という
フレーズでした。

カオルは、鋼牙のすべてを受け止めようと覚悟していることでしょう。
だけど、それでも、鋼牙の全てを知っているわけではない…
そんなようなことを書き散らしてみました。

ほんとに、散らかすだけ散らかして収拾がつかなかくなったwww (苦笑)


そ・こ・で…
無理矢理ですが、「赤筆」のあたりとリンクさせて、落ち着かせようと
してみました。

…が、落ち着いたのだろうか? (う~ん…)

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あ~…
鋼牙らしい、話だなぁ~と思いました。
カオルと出会えたから、今の鋼牙がある訳で。
鋼牙もそれを自覚してる訳で…。
言わないのが良い事もあれば、悪い事もある。
その辺の境は、鋼牙には解らないかも…ですね。
(強い人ですから、全部背負っちゃうんですよねぇ…)

あ~~、萌え萌えするうぅぅ~~ッ!(笑)
URL 2013/05/10(Fri)12:03:55 編集
Re:あ~…
鋼牙さんの独白のようなものを書くと、どんどん鋼牙さんが「鋼牙」から離れていく気がするのですが…
よかったぁ~  「鋼牙らしい」と受け取ってくれる人がいて。

みなさんそれぞれに「鋼牙像」をお持ちだと思うので、描写の足りないところは脳内補完のほう、よろしく頼みまする!
【2013/05/10 22:01】
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も5年を経過しましたが、まだ飽きていない模様…



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