忍者ブログ

きんのまなざし ぎんのささやき

王子に逢いに!(2)

えっと…
「メルヘン」は許していただけてますか?

ふざけ過ぎ! 読むに堪えない!
もし、そう思われたら、そっと回れ右でお願いしますね?


なかなか先に進みませんが、今宵も少しだけ公開します。



::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「このサエジーマ国は小さな国ではありますが、国王陛下は、公明正大にして
 勇猛果敢な方で、人望も厚く、民は安心して暮らすことができています。

 残念ながら、お妃さまを早くに亡くなられてしまいましたが、陛下には
 コーガ様という王子がおられます。
 コーガ様は、お父上の血を色濃く受け継ぎ、才気煥発で勇猛無比な
 青年に成長なさいました。
 いえね、武勇の才に関してはお父上以上と、もっぱらの噂でございます」

店主は、我がことのように誇らしげに語りました。

「国王も王子も素晴らしい方々なのですね」

ゴーザンが店主に相槌を打ちました。
そのゴーザンの後ろでは、

「早くその王子様に会いたいね?」

と、カオルンがレイに囁き、

「あぁ、俺も腕が鳴るぜ」

と武者震いをしていました。

ところが、それまでの様子とは一変して、店主は急に顔をしかめました。

「ところが、その王子は今、城の奥深くで、いつ覚めるともしれない
 眠りについているのです。

 それは、王子に横恋慕した邪(よこしま)な女の化け物のせいだと
 いうことです。

 王子を独り占めしようとした化け物は、王子の部屋の周囲をいばらで
 埋め尽くし、誰も近づくことができないようにしているというのです。

 なんとか、王子が目を覚ましてくれないと、この国の未来が心配で
 なりません。
 この町全体が沈んだように見えるのは、そういったわけなのです」

店主は話し終えると、深く長い溜め息をつきました。

「そうだったのですか…
 では、今、お城へ行っても、王子には会えないのですね?」

ゴーザンは気落ちしたように言いました。

「そういうことになりましょうな」

店主は気の毒そうに返事をしました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ゴーザン達3人は店主に礼を言って、店を後にしました。

「なんかガッカリだね?」

と言うカオルンに、

「はぁ、弱りましたなぁ」

とゴーザンも肩をがっくりと落とします。
だが、レイだけはいつもの調子のままで、

「ここでこうしていても始まらないし、とりあえず城に行ってみようぜ?

 なんなら、俺がその化け物を退治してもいいんだしさ」

と、ふたりを励ましました。

「そぉだよ!
 レイくんは名高い剣士なんだもん。
 化け物なんて、あっという間にやっつけてくれるよ」

カオルンは嬉しそうにゴーザンに言いました。

「そうでした、そうでした。
 レイ様の腕があれば、化け物など恐れることはありませんね」

ゴーザンも元気を取り戻したように言います。

「あんまり期待されても困るんだけど…」

と言いつつ、全然困ったふうではなくレイが言葉を続けます。

「まぁ、とにかく行こっか?」

レイは、カオルンとゴーザンを等分に見ました。

「うん、行こう!」

「はい、参りましょう!」

カオルンとゴーザンは元気よく口々に賛同しました。


to be continued(3へ)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


拍手[16回]

コメント
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
selfish様こんばんは、王子に逢いたい、有り難うございます。ねむりの森の王子バージョン?レイ、カオルの活躍をお話?王子様、どんなシッエイションでお目覚めか・ワクワク、本日、牙狼の舞台挨拶観てきました。鋼牙と銀河,ガン見してきました、最高、トークの中で印象に残るシーンというところで1期の最後25話の車のなかで鋼牙がカオルの絵本を見て涙をながすシーンは最後ページは、監督、スタッフ、共演者が寄せ書きをしたそうで小西君感動の本物の涙だそうです、これには、驚きと感動でした。
かなまま 2013/03/01(Fri)23:04:48 編集
Re:無題
そのワクワクを、どうやって裏切ってやろうかと考えているところですの。
でも、なかなか、これだ! ていうのは浮かんでこなくて… (苦笑)
自然と出てくるまで、のらりくらりと書き散らしますので、最後までお付き合いくださいね?

あっ舞台挨拶、今日でしたね!
あの映画のラストシーンから、 ’生’ 鋼牙と ’生’ 零に会えるなんて、感涙もんですね!!

最終話「英霊」の絵本を見るくだりのことですね?
A監督は、事前に「最後のページは真っ白だけど、鋼牙の気持ちになって演じてくれ」というような指示を出してたという…
そして、Kくんがカメラの前で泣いているとき、カメラの反対側でもスタッフが目頭を熱くしていたらしいですね。

「最後まで鋼牙として演じきってくれて感謝してる」とA監督は言ったらしいですが、ほんとによくあそこで踏み留まって鋼牙であり続けたな… と思うシーンです。

「どうかなさいましたか?」
「ぐすっ… いや… なんでもない」
(絵本に落としていた視線をあげ、窓の外へと顔をあげると、涙がツツーっと…)

あかんわ~ また見たくなりました、そのシーン。
今からDVD引っ張り出してみることにします!

かなまま様、コメントありがとうございました!
【2013/03/02 20:11】
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も5年を経過しましたが、まだ飽きていない模様…



tomy 様[07/27]
麗羽 様[08/23]
夕月 様[12/22]
夕月 様[07/15]
夕月 様[07/14]
こちらから selfish 宛にメールが送れます。
(メールアドレス欄は入力しなくてもOK!)

こちらからゲームが楽しめます!
(もちろん無料!)



脳が飛び出す回転パズル くるポト
PR
忍者ブログ [PR]
Template by repe