きんのまなざし ぎんのささやき
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かわいいあのこ(5)
熱を出して寝込んだサクヤを見舞ったカオルは、「早くよくなってね」と布団を
整えて出ていく… はずでした。
それが、何をどうしたのか、「なぜ、鋼牙と結婚しないの?」と尋ねます。
これには selfish 自身も驚いた!
おぉ~、そんなことを聞いちゃいます?
その答えは、selfish も、ぜひとも聞いてみたい!
カオルちゃんは、どんなふうに答えるのでしょうか…
まったくの妄想ですよ、と断っておきますが、それでもいいようでしたら、
続きをどうぞ!
整えて出ていく… はずでした。
それが、何をどうしたのか、「なぜ、鋼牙と結婚しないの?」と尋ねます。
これには selfish 自身も驚いた!
おぉ~、そんなことを聞いちゃいます?
その答えは、selfish も、ぜひとも聞いてみたい!
カオルちゃんは、どんなふうに答えるのでしょうか…
まったくの妄想ですよ、と断っておきますが、それでもいいようでしたら、
続きをどうぞ!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「すいません、立ち入ったことを聞いてしまって…
でも、鋼牙様とカオル様はとてもお似合いなのに、なんでかなぁ? って
不思議に思ったんで、つい…」
サクヤが面白半分で聞いているんじゃない、ということは、その真剣な目を
見ればすぐに判る。
だからこそ、カオルも適当な答えではぐらかしたりせずに、真面目に
答えなくては、と思った。
だが、その前に…
「えっとね、サクヤちゃん…
ひとつだけ聞いてもいい?」
カオルにはサクヤに確認しておきたいことがあった。
「なんでしょう?」
サクヤは、なんだろう? と思いながら聞き返した。
「あのね… サクヤちゃんは鋼牙のこと… どう思うかな?」
「鋼牙様のこと、ですか?」
サクヤは、う~んとしばらく考えてから口を開いた。
「わたしは鋼牙様の魔戒騎士として闘うお姿は知りませんが…
なんというか、とてもお強い方だなぁ、って感じます。
意思がお強い、っていうか…
あとは…
とても大きなものを背負っていらっしゃるはずなのですが、それに潰される
ことなく全てを受け止めていらっしゃる ’大きさ’ も感じます。
それに、お優しい方ですよね?
言葉ではその優しさを伝えたりはなさいませんが。
…というので、答えになってますか?」
澄んだ眼をして、サクヤが真っ直ぐにカオルを見る。
その視線を受けとめることは難しくて、カオルは視線を彷徨わせながら、
「う~んと…
あたしが聞きたいのは…
鋼牙がどんな人間に見えるかってことじゃなくて…
その…
あのね?
サクヤちゃんは…
鋼牙のことを男性として見ているのか? ってことなんだけど…
どうかな?」
と、なんとか言った。
そんなカオルの様子を見て、自分よりも5歳も6歳も年上のはずのカオルの
ことを、
(なんだか、とってもかわいいな…)
とサクヤは思った。
「鋼牙様は素敵な方です。
…ですが、わたしは、そんなことは考えたことありません」
サクヤが即答するので、カオルはつい、
「本当に?」
と、念を押してみる。
(カオル様は、ほんとに鋼牙様のことがお好きなんですね?)
サクヤは自然と笑みがこぼれ、
「本当です」
ときっぱり言った。
そして、次の瞬間、少し眉をひそめて申し訳なさそうな顔をして、
「これは、鋼牙様には大変失礼な話なのですが…」
と切り出した。
「なぁに?」
不安そうな顔をして、カオルが少し顔を近づける。
「やはり、わたしと鋼牙様とでは、あまりに年が開き過ぎてます」
真面目な顔でサクヤは言った。
「…」
カオルはポカンとした表情になり、それから吹き出した。
「あははは、そっかぁ~ そうだよね。
サクヤちゃんにとっては、鋼牙はおじさんみたいなもんだよね。
ふふふふ 可笑しぃ~」
笑いが収まらないカオルに、
「おじさんだなんて、そんな…
あの、その… すいません!」
と、サクヤは謝った。
「いいの、いいの!
なんだか、すごく納得しちゃったぁ~
サクヤちゃんは悪くないから、気にしないでね」
そう言いながら、なおもカオルは笑い続けた。
そして、その笑いが収まった後で、
「さて…
あたしの質問に、サクヤちゃんはちゃんと答えたんだから、あたしも
サクヤちゃんの質問に答えないとね…
えっと、なんだったっけ?
あぁ…
どうして結婚しないのか、だったかな?」
と、カオルは、う~ん… と、考え込んだ。
「鋼牙がどういうふうに思っているのかはわからないけど…」
そんな前置きをして、カオルは自分の気持ちを表現するための言葉を探した。
「鋼牙はね、あたしに結婚してくれって言ったことがないの」
「えっ、そうなんですか?」
サクヤは冴島家に来てから日も浅かったが、そんなサクヤの目から見ても、
鋼牙とカオルは、お互いを気遣い、空気のように自然体でいるように見えた。
ゴンザから、’二人は結婚はしていない’ とは聞いていたが、まるで夫婦の
ようにしっとりと落ち着いた関係に見えていたので、てっきり、一度や二度は
ふたりの間でそういう話が交わされていただろうと思いこんでいた。
だから、カオルのその告白には少なからず驚いてしまった。
「うん…
でもね、あたしは…
鋼牙のそばに、ずっとずっといたいなぁ、って思っているよ」
「だったら…」
何かを訴えようとするサクヤを、カオルは首を横に振って、押しとどめた。
「でもね、あたしは、それとおなじくらい、画家としても成功したい、って
いう気持ちも持ってるの。
う~~~ん、まぁ、簡単に比べられるようなものじゃないけどね。
どっちも大事なこと、なのね」
「…」
サクヤは口を挟まずに、カオルの言葉をじっと聞いていた。
「もし… ね? もしも、だけど…
鋼牙が、’何もかも捨てて俺のところに来い’ なんてふうに言ったら…
あたしは、多分、それには応えられないと思うんだよね」
微笑んでいるはずのカオルの顔が、サクヤには、なぜだか寂しそうに見えた。
「鋼牙の帰りをじっと待っていることはねぇ… あたしにはムリ!
できないの、多分… うん。
仮にじっと待っていることになったら、あたしは鋼牙のことが心配で心配で、
心配し過ぎて、あたし、気が変になっちゃうよ。 ふふふ…」
冗談めかして言っていたが、カオルの笑いは、ひどく乾いて聞こえた。
「鋼牙は、自分の気持ちを言葉にして言ってくれないけど、あたしがそばに
いることは迷惑じゃないのかな、って思うのね。
うん… なんとなくなんだけどね。
だから、 ’もう来るな’ ’近寄るな’ って言われない限り、鋼牙の近くに
いられたらいい、かなぁ~って。
それでいいの」
カオルは窓の外を見ながら、サクヤに語り掛ける、というよりは、自分で
自分の気持ちを確かめているような感じで話し続けた。
「カオル様…
それで、寂しくないのですか?」
それでいい、という言葉とは裏腹に、どこか寂しげに見えるカオルに、
サクヤは思わず尋ねた。
「う~ん…
寂しくないわけじゃないんだけど。
やっぱり、ときどきは、ちゃんとした約束が欲しいときもあるよ。
でもね…
じゃあ、あたしは鋼牙に何か約束をしてあげられるか? って、考えたらさ。
う~ん、それってどうなんだろう? って思ったりするんだよね。
未来永劫、変わらないでいられたらいいけど…
えへへ… 鋼牙もあたしも、なんとなくそういうのから逃げてるだけかも
しれないね?
だから、どっちのせいってわけじゃなくて ’お互い様’ っていうのかな?」
これまで誰にも話していないようなことを語ってしまったので、カオルは
照れ臭くなってしまった。
顔を赤くしながら、
「なんだか熱くなってきちゃった」
と、手でぱたぱたと顔を仰いだ。
サクヤはカオルの言葉を聞いて、胸が熱くなった。
(カオル様は本気なんだ…
結婚から逃げている、っていうけど、鋼牙様とご自分のことをこんなにも
考えてらっしゃるんだ…)
「…カオル様、すみません。
あたしなんかが、とやかく言うことではありませんでした」
ふと思いついた質問を深く考えもせずにカオルに尋ねる、という浅はかな
行為をした自分のことを恥じて、サクヤは詫びた。
「や~だ、サクヤちゃん。
あなたが謝ることなんて、ちっともないんだよ?
それより、サクヤちゃんもなんだか顔が赤くなってきたよ。
また熱が上がったんじゃない?」
カオルはサクヤの額に手をあててみる。
「ほら、やっぱり熱い。
ごめんね。
あたしが、長々とおしゃべりに突き合せちゃったからだね。
はいはい、じゃあ、おしゃべりはこれでやめましょう!
サクヤちゃんも、大人しく寝てください!
あたしがいたんじゃゆっくり休めないだろうから、もう出て行くね」
そう言ってカオルは立ち上がった。
カオルが部屋から出ていった。
だが、閉まりかかったドアが、なぜかもう一度バッと開いて、カオルが
再び顔を覗かせた。
「あのね、サクヤちゃん…」
「なんでしょう?」
「今の話、鋼牙には内緒にしといてね… お願いね!」
顔の前で拝むように手を合わせて、小首をかしげてサクヤに願うカオルに、
サクヤは答えた。
「はい、大丈夫です。
ちゃんと秘密にしておきますから」
サクヤの返事を聞いて、カオルはほっと安心したような顔を見せて、
ゆっくりとドアが閉まっていった。
to be continued(6へ)
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「すいません、立ち入ったことを聞いてしまって…
でも、鋼牙様とカオル様はとてもお似合いなのに、なんでかなぁ? って
不思議に思ったんで、つい…」
サクヤが面白半分で聞いているんじゃない、ということは、その真剣な目を
見ればすぐに判る。
だからこそ、カオルも適当な答えではぐらかしたりせずに、真面目に
答えなくては、と思った。
だが、その前に…
「えっとね、サクヤちゃん…
ひとつだけ聞いてもいい?」
カオルにはサクヤに確認しておきたいことがあった。
「なんでしょう?」
サクヤは、なんだろう? と思いながら聞き返した。
「あのね… サクヤちゃんは鋼牙のこと… どう思うかな?」
「鋼牙様のこと、ですか?」
サクヤは、う~んとしばらく考えてから口を開いた。
「わたしは鋼牙様の魔戒騎士として闘うお姿は知りませんが…
なんというか、とてもお強い方だなぁ、って感じます。
意思がお強い、っていうか…
あとは…
とても大きなものを背負っていらっしゃるはずなのですが、それに潰される
ことなく全てを受け止めていらっしゃる ’大きさ’ も感じます。
それに、お優しい方ですよね?
言葉ではその優しさを伝えたりはなさいませんが。
…というので、答えになってますか?」
澄んだ眼をして、サクヤが真っ直ぐにカオルを見る。
その視線を受けとめることは難しくて、カオルは視線を彷徨わせながら、
「う~んと…
あたしが聞きたいのは…
鋼牙がどんな人間に見えるかってことじゃなくて…
その…
あのね?
サクヤちゃんは…
鋼牙のことを男性として見ているのか? ってことなんだけど…
どうかな?」
と、なんとか言った。
そんなカオルの様子を見て、自分よりも5歳も6歳も年上のはずのカオルの
ことを、
(なんだか、とってもかわいいな…)
とサクヤは思った。
「鋼牙様は素敵な方です。
…ですが、わたしは、そんなことは考えたことありません」
サクヤが即答するので、カオルはつい、
「本当に?」
と、念を押してみる。
(カオル様は、ほんとに鋼牙様のことがお好きなんですね?)
サクヤは自然と笑みがこぼれ、
「本当です」
ときっぱり言った。
そして、次の瞬間、少し眉をひそめて申し訳なさそうな顔をして、
「これは、鋼牙様には大変失礼な話なのですが…」
と切り出した。
「なぁに?」
不安そうな顔をして、カオルが少し顔を近づける。
「やはり、わたしと鋼牙様とでは、あまりに年が開き過ぎてます」
真面目な顔でサクヤは言った。
「…」
カオルはポカンとした表情になり、それから吹き出した。
「あははは、そっかぁ~ そうだよね。
サクヤちゃんにとっては、鋼牙はおじさんみたいなもんだよね。
ふふふふ 可笑しぃ~」
笑いが収まらないカオルに、
「おじさんだなんて、そんな…
あの、その… すいません!」
と、サクヤは謝った。
「いいの、いいの!
なんだか、すごく納得しちゃったぁ~
サクヤちゃんは悪くないから、気にしないでね」
そう言いながら、なおもカオルは笑い続けた。
そして、その笑いが収まった後で、
「さて…
あたしの質問に、サクヤちゃんはちゃんと答えたんだから、あたしも
サクヤちゃんの質問に答えないとね…
えっと、なんだったっけ?
あぁ…
どうして結婚しないのか、だったかな?」
と、カオルは、う~ん… と、考え込んだ。
「鋼牙がどういうふうに思っているのかはわからないけど…」
そんな前置きをして、カオルは自分の気持ちを表現するための言葉を探した。
「鋼牙はね、あたしに結婚してくれって言ったことがないの」
「えっ、そうなんですか?」
サクヤは冴島家に来てから日も浅かったが、そんなサクヤの目から見ても、
鋼牙とカオルは、お互いを気遣い、空気のように自然体でいるように見えた。
ゴンザから、’二人は結婚はしていない’ とは聞いていたが、まるで夫婦の
ようにしっとりと落ち着いた関係に見えていたので、てっきり、一度や二度は
ふたりの間でそういう話が交わされていただろうと思いこんでいた。
だから、カオルのその告白には少なからず驚いてしまった。
「うん…
でもね、あたしは…
鋼牙のそばに、ずっとずっといたいなぁ、って思っているよ」
「だったら…」
何かを訴えようとするサクヤを、カオルは首を横に振って、押しとどめた。
「でもね、あたしは、それとおなじくらい、画家としても成功したい、って
いう気持ちも持ってるの。
う~~~ん、まぁ、簡単に比べられるようなものじゃないけどね。
どっちも大事なこと、なのね」
「…」
サクヤは口を挟まずに、カオルの言葉をじっと聞いていた。
「もし… ね? もしも、だけど…
鋼牙が、’何もかも捨てて俺のところに来い’ なんてふうに言ったら…
あたしは、多分、それには応えられないと思うんだよね」
微笑んでいるはずのカオルの顔が、サクヤには、なぜだか寂しそうに見えた。
「鋼牙の帰りをじっと待っていることはねぇ… あたしにはムリ!
できないの、多分… うん。
仮にじっと待っていることになったら、あたしは鋼牙のことが心配で心配で、
心配し過ぎて、あたし、気が変になっちゃうよ。 ふふふ…」
冗談めかして言っていたが、カオルの笑いは、ひどく乾いて聞こえた。
「鋼牙は、自分の気持ちを言葉にして言ってくれないけど、あたしがそばに
いることは迷惑じゃないのかな、って思うのね。
うん… なんとなくなんだけどね。
だから、 ’もう来るな’ ’近寄るな’ って言われない限り、鋼牙の近くに
いられたらいい、かなぁ~って。
それでいいの」
カオルは窓の外を見ながら、サクヤに語り掛ける、というよりは、自分で
自分の気持ちを確かめているような感じで話し続けた。
「カオル様…
それで、寂しくないのですか?」
それでいい、という言葉とは裏腹に、どこか寂しげに見えるカオルに、
サクヤは思わず尋ねた。
「う~ん…
寂しくないわけじゃないんだけど。
やっぱり、ときどきは、ちゃんとした約束が欲しいときもあるよ。
でもね…
じゃあ、あたしは鋼牙に何か約束をしてあげられるか? って、考えたらさ。
う~ん、それってどうなんだろう? って思ったりするんだよね。
未来永劫、変わらないでいられたらいいけど…
えへへ… 鋼牙もあたしも、なんとなくそういうのから逃げてるだけかも
しれないね?
だから、どっちのせいってわけじゃなくて ’お互い様’ っていうのかな?」
これまで誰にも話していないようなことを語ってしまったので、カオルは
照れ臭くなってしまった。
顔を赤くしながら、
「なんだか熱くなってきちゃった」
と、手でぱたぱたと顔を仰いだ。
サクヤはカオルの言葉を聞いて、胸が熱くなった。
(カオル様は本気なんだ…
結婚から逃げている、っていうけど、鋼牙様とご自分のことをこんなにも
考えてらっしゃるんだ…)
「…カオル様、すみません。
あたしなんかが、とやかく言うことではありませんでした」
ふと思いついた質問を深く考えもせずにカオルに尋ねる、という浅はかな
行為をした自分のことを恥じて、サクヤは詫びた。
「や~だ、サクヤちゃん。
あなたが謝ることなんて、ちっともないんだよ?
それより、サクヤちゃんもなんだか顔が赤くなってきたよ。
また熱が上がったんじゃない?」
カオルはサクヤの額に手をあててみる。
「ほら、やっぱり熱い。
ごめんね。
あたしが、長々とおしゃべりに突き合せちゃったからだね。
はいはい、じゃあ、おしゃべりはこれでやめましょう!
サクヤちゃんも、大人しく寝てください!
あたしがいたんじゃゆっくり休めないだろうから、もう出て行くね」
そう言ってカオルは立ち上がった。
カオルが部屋から出ていった。
だが、閉まりかかったドアが、なぜかもう一度バッと開いて、カオルが
再び顔を覗かせた。
「あのね、サクヤちゃん…」
「なんでしょう?」
「今の話、鋼牙には内緒にしといてね… お願いね!」
顔の前で拝むように手を合わせて、小首をかしげてサクヤに願うカオルに、
サクヤは答えた。
「はい、大丈夫です。
ちゃんと秘密にしておきますから」
サクヤの返事を聞いて、カオルはほっと安心したような顔を見せて、
ゆっくりとドアが閉まっていった。
to be continued(6へ)
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コメント
selfish と申します。
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
無愛想な魔戒騎士や天真爛漫な女流画家だけにとどまらず、大好きな登場人物たちの日常を勝手気ままに妄想しています。
そんな妄想生活(?)も9年目を迎えましたが、まだ飽きていない模様…
ご覧になるにあたって
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